20代から読書をしてきた私の読書の仕方を簡単にご紹介したいと思います。
私はせっかちで飽きっぽい性格なので、まず本を購入したら、2回ほど最初から最後まで軽く目を通します。この時に、ページが開きやすいように癖づけも意識しています。

癖づけすることで、使い込んだ風合いにすることができます。こうするメリットは、まるで読み込んだ本であるかのように錯覚し、また読みたくなるようになります。
次に、2回ほど最初のページから文章を見る感じで最後のページまで目を通していきます。

この時、文章を読むのではなく、見るということを心がけています。見るスピードは少し早めです。さっと上から下まで文章を見ていく感じです。
こうすることで、文章の中の言葉やフレーズが少し頭に残るようになります。つまり、「この言葉やフレーズ見たことあるぞ」という状態になります。
ここまできたら、やっと熟読の段階に入っていきます。読み方としては、文章の内容が頭に入るくらいのスピードで理解しながら本を読んでいきます。

熟読一度目で知らない言葉に出会ったら、その都度調べながら読んでいきます。
知らない言葉を調べながら最後まで読み終えたら、次も同じように文章を理解できるスピードで読みながら、全体の構成も意識しながら読んでいきます。つまり、起承転結を理解できるように読んでいきます。

章と章とのつながりやなぜこの章の順番なのかを理解することを心がけながら、俯瞰して読むようにしています。
こうやって読んでいくことで、本の内容がやっと頭に残り、本が伝えたい内容が理解できるようになります。ここまでで大体6回ほど本に目を通したことになります。
この読書の仕方は、時間がかかることがデメリットですが、本当に知識を身につけたい内容の本であれば、ここまで時間をかけて読むようにしています。
本を最後まで読み切れない・・・、本の内容が頭に残らない・・・といった悩みのある方はぜひ参考にしていただければと思います。