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個人事業主、ビジネスマンにかかわらず、全ての人がマーケティングを学ぶことは有益です。
なぜなら、マーケティングは対象とする人を理解し、その人との結びつきを強固にするものだからです。
仕事に例えると、顧客が何を求めているのかを理解し、それを顧客が容易に手にするようにできれば、その仕事は成功したといえます。
具体的にコンビニで考えてみると、寒い日には温かい食べ物や飲み物を店頭に並べ、暑い日には冷たい食べ物や飲み物を手に取りやすい場所に展開すると、顧客は気温に応じて欲しいものを手に取ることになり、売上が上がります。
また日常生活の中でも、例えば家族を例にあげると、家族が求めているものを理解し、それをタイミングよく提供できれば、家族の仲は深まります。
具体的には、親が子供の誕生日というタイミングで、子供の欲しいものをプレゼントをすれば、当然子供は喜びます。
子供の頃、欲しいプレゼントをもらって喜んだ記憶はないでしょうか?あるいは、子供にプレゼントを贈って喜んでもらえたことはないでしょうか?
このようにマーケティングの具体例を言葉にすると当たり前のように聞こえますが、しかし、これを意識的に継続して行うことは非常に労力を伴います。
それでも常にマーケティングを意識することは大切です。
その重要性を説いている本が、「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」です。
この本の著者は、日本で№1といっても過言ではないマーケター森岡毅氏です。
この本では、苦境に陥っていたユニバーサルスタジオジャパン(USJ)をいかにマーケティングを使って復活させたかを語っています。
マーケティングというと、ターゲティングやセグメンテーションなど専門用語はたくさんありますが、この本は読者にわかりやすく、平易な文章で書かれているので非常に読みやすいマーケティング本となっています。
USJを復活させたストーリーを交えてのマーケティング解説本なので、抽象的ではなく具体的にわかりやすいのも特徴です。
マーケティングとは関わりのない部署にいる方やビジネスに関わりのない方には、この本は一見不要に思えるかもしれません。
しかし、どこにいても人と接するわけですから、上記の方でも接する相手を理解するのがいかに大切かを知ることができるので、一読の価値があります。
もちろん、直接顧客と日々やりとりをしているビジネスマンで、まだこの本を読んだことがないという方にもぜひともおすすめしたい一冊です!